01 / QUICK GUIDE
まず、30秒でつかむ
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Tencent Cloudは、従来型の機械翻訳6 APIを段階的に縮小すると発表しました。
- 02
10月から新しい無料枠を止め、QPSを毎月減らし、2027年10月にゼロにする予定です。
- 03
ファイル翻訳と言語識別には、公告時点で代替がありません。利用状況の確認が先です。
02 / KEY WORDS
専門用語を、やさしく。
ここだけ押さえれば、残りの本文はスムーズに読めます。
- 機械翻訳
- コンピューターが文章や音声を別の言語へ変換する技術です。今回の対象はTencent Cloudが従来から提供する翻訳API群です。
- API
- 別のソフトから翻訳機能を呼び出すための窓口です。社員が画面で使わなくても、社内システムの裏側で動いていることがあります。
- QPS
- Queries Per Secondの略で、1秒に何回まで処理を依頼できるかという上限です。小さくなると混雑時に待ちや失敗が増えます。
- 無料リソースパック
- 一定量を無償で試せる利用枠です。新規配布が止まっても、すでに受け取った枠は有効期限まで使えると案内されています。
03 / THE FACTS
何が起きたのか
Tencent Cloudは9月3日、機械翻訳サービスのQPS制限と無料リソースパックを段階的に縮小する公告を公開しました。公告一覧の表示時刻は14時30分51秒ですが、タイムゾーンは示されていません。
対象はテキスト翻訳、一括テキスト翻訳、画像翻訳、音声翻訳、ファイル翻訳、言語識別の6 APIです。9月30日まではQPSを縮小しません。
10月1日から2027年1月末までは、QPS上限を前月から毎月5%ずつ減らします。計算結果は切り捨て、1以下になった場合は1とします。
2027年2月1日から9月末までは、前月から毎月10%ずつ減らします。そして2027年10月1日にQPS上限をゼロへ変更し、対象APIを利用できなくする予定です。
新しい無料リソースパックの配布も2026年10月1日に止まります。すでに受け取ったパックは、それぞれの有効期限まで利用できます。
テキスト系の大規模モデル翻訳は近日提供予定で無料枠なしです。画像翻訳は18言語・10回無料・3か月、リアルタイム音声翻訳は8言語・無料枠なし。ファイル翻訳と言語識別には現時点で代替がありません。
つまり、何が重要なのか
今回の発表は『明日から翻訳できない』という緊急停止ではありません。2026年10月から2027年10月まで、料金と処理能力を段階的に変える長い移行予告です。
だから余裕があります。ただし代替がまだない機能もあります。使っているAPI名、ピーク時のQPS、無料枠への依存を今確認しないと、その余裕を失います。
04 / THE CONTEXT
なぜ、今これが重要なのか
翻訳は、問い合わせ対応、商品説明、字幕、社内文書など、多くの業務へ静かに組み込まれています。担当者がサービス名を知らないまま、システムだけがAPIを使うケースもあります。
一方、翻訳機能は大規模言語モデルへ統合されつつあります。Tencentの公告も、テキスト翻訳の代替として近日提供予定の大規模モデル製品を案内しています。
ただし新しい方式が、すべての用途で安く正確とは限りません。専門用語、表の配置、音声の遅延、ファイル形式を同じ条件で試して、移行先を選ぶ時間が必要です。
05 / WHAT IT MEANS FOR YOU
私たちには、何が変わる?
5%縮小は一度だけではなく、前月の上限を基準に毎月続きます。利用量が少ない会社でも、短時間に依頼が集中する処理では影響が先に現れます。
無料枠停止とAPI終了は別の日程です。10月以降も有料で使える期間はありますが、検証環境を無料枠だけで回している場合は、先に費用計画が変わります。
代替の18言語や8言語は対応範囲であり、翻訳の正確さを表す点数ではありません。自社で使う言語、固有名詞、禁則、レイアウトを試す必要があります。
ファイル翻訳には現在代替がなく、公式は問い合わせによる返金を案内します。言語識別にも代替がなく、無料製品のため返金対象外です。
07 / NEXT ACTION
今日から、どう動くか
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ログと請求書を確認し、対象6 APIを使うシステム、担当者、月間量、ピークQPSを一覧にする。
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利用上位の言語と文書を20件選び、代替候補で精度、配置、速度、費用を比較する。
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10月1日の無料枠停止と2027年10月1日のQPSゼロ化を計画へ入れ、切り替え日と戻し方を決める。