01 / QUICK GUIDE
まず、30秒でつかむ
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Moonshot AIは、旧Python版Kimi CLIから新しいKimi Codeへ移る仕組みを追加しました。
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公式案内では、設定と過去のセッション履歴は新版の初回起動時に自動移行されます。
- 03
独自スクリプトや拡張の完全互換は未確認です。旧版を消す前に小さな仕事で試します。
02 / KEY WORDS
専門用語を、やさしく。
ここだけ押さえれば、残りの本文はスムーズに読めます。
- CLI
- Command Line Interfaceの略で、画面のボタンではなく文字の命令を入力してAIやソフトを動かす道具です。
- 保守終了
- そのソフトへ継続的な機能追加や不具合修正を行わない状態です。すぐ起動不能になる意味ではありませんが、使い続ける危険は増えます。
- 移行
- 旧版の設定や履歴、使い方を新しい製品へ引き継ぐ作業です。データが移っても周辺の自動処理まで同じとは限りません。
- 実行パス
- コマンドを入力したとき、OSがどの場所のプログラムを起動するかを決める道筋です。旧版が先に見つかると、移行後も古い方が動きます。
03 / THE FACTS
何が起きたのか
Moonshot AIは旧Python版「kimi-cli」の1.50.0を、9月1日16時53分20秒UTCにGitHubで公開しました。日本時間では9月2日1時53分20秒です。
この版には、旧CLIの保守終了通知を受け取り、後継のKimi Codeへ移るための案内とワンクリック移行を表示する仕組みが追加されました。
調査時点の公式CDN設定は通知を有効にし、『Python版kimi-cliは保守終了』と明記しています。設定や過去のセッションは、新版の初回起動時に自動移行すると案内します。
移行処理は環境に合う配布物を使い、利用できない場合は公式インストールスクリプトへ切り替える設計です。リンクや案内文は公式側が更新できる仕組みです。
移行先Kimi Codeでは0.40.0が9月2日5時59分UTCに公開され、0.40.1が同日9時20分44秒UTCに移行案内の表示条件を修正しました。
1.50.0と0.40.1は別製品系列の版番号です。数字が小さくなったから古い、機能が減ったという意味ではありません。
つまり、何が重要なのか
今回の変化は、旧Kimi CLIがすぐ使えなくなるという一斉停止ではありません。Moonshotが保守の中心をKimi Codeへ移し、旧利用者を新版へ案内し始めた転換です。
公式は設定と履歴の自動移行を案内します。ただし、会社のシェルスクリプト、自動テスト・配布の仕組み(CI)、権限ルール、プラグインは別に点検し、旧版を残した状態で試すのが安全です。
04 / THE CONTEXT
なぜ、今これが重要なのか
AI開発ツールは、会話だけでなく、ファイル編集、コマンド実行、外部サービス接続を担うようになりました。土台を作り直すと、履歴以外の部分にも影響が広がります。
提供側にとっては二つのCLIを並行して直し続けるより、新しいKimi Codeへ開発資源を集める方が改善を速められます。利用者には移行作業が発生します。
保守終了後も旧版がしばらく起動する可能性はあります。しかし新しい基本ソフト(OS)や外部サービスの接続仕様へ追随しないと、小さな不具合が積み重なって仕事を止めます。
05 / WHAT IT MEANS FOR YOU
私たちには、何が変わる?
自動移行という言葉は、何も確認しなくてよいという意味ではありません。設定、履歴、認証情報、独自コマンドのうち、どこまでが対象かを分けて考えます。
社内手順書やCIが旧コマンドの場所を直接指定していると、新版を入れても旧版を呼ぶことがあります。端末だけでなく、自動実行環境も確認が必要です。
AIが触れられるフォルダーや実行できる命令も見直します。移行後の既定値が同じとは限らないため、便利な機能より先に権限の差を比べます。
履歴が移っても、同じ指示で同じ結果になる保証はありません。代表する小さな作業で、変更ファイル、確認画面、通信先、失敗時の戻し方を試します。
07 / NEXT ACTION
今日から、どう動くか
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「kimi --version」とコマンドの場所を確認し、旧Python版を使う端末と自動処理を一覧にする。
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設定とセッション履歴をバックアップし、旧版を削除せず小さなリポジトリで新版を試す。
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ファイル変更、実行権限、プラグイン、自動テスト・配布、失敗時の戻し方を確認してから対象を広げる。