01 / QUICK GUIDE
まず、30秒でつかむ
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DeepSeekは8月23日0時(北京時間)から、土曜と日曜のAPI利用を終日オフピーク料金にしました。曜日の判定も北京時間で行われます。
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平日のピーク時間は01:00〜04:00 UTCと06:00〜10:00 UTCです。オフピーク料金はピークの半額ですが、以前の一律料金との比較ではありません。
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急がない要約、データ整理、AIエージェントの再試行は週末へ移せます。一方、納期、障害対応、確認する人の勤務時間まで含めて判断する必要があります。
02 / KEY WORDS
専門用語を、やさしく。
ここだけ押さえれば、残りの本文はスムーズに読めます。
- API
- 自社のシステムから外部のAIへ質問を送り、答えを受け取るための接続口です。利用量に応じて料金が発生するサービスが多くあります。
- トークン
- AIが文章を読み書きするときの小さな単位です。文字数と完全には一致せず、入力と出力それぞれの使用量に料金が掛かります。
- オフピーク料金
- 利用が集中しにくい時間へ処理を移してもらうための割安料金です。今回のDeepSeekでは、ピーク料金の50%に設定されています。
- バッチ処理
- 大量の文書要約や評価など、結果をすぐ返す必要がない仕事をまとめて実行する方法です。曜日で料金が変わる処理と相性があります。
03 / THE FACTS
何が起きたのか
新しいルールは8月23日0時(北京時間)、日本時間では同日1時に始まりました。土曜と日曜は、北京時間を基準に終日オフピーク料金が適用されます。
平日のピークは01:00〜04:00 UTCと06:00〜10:00 UTCです。日本時間では10時〜13時と15時〜19時に当たり、その他の時間はオフピークです。
オフピークはピークの50%です。DeepSeek-V4-Flashの出力は100万トークン当たり0.66ドルで、ピークは1.32ドルです。
DeepSeek-V4-Proの出力はオフピーク1.98ドル、ピーク3.96ドルです。入力はキャッシュの命中有無でも料金が変わるため、出力価格だけでは請求総額を計算できません。
この変更はモデルの性能更新ではありません。同じAPIをいつ呼ぶかによって単価を変え、混雑しやすい時間から処理を移す料金運用の変更です。
公式料金ページにはページ自体の更新時刻が表示されていません。開始日時と現行ルールはページ上の告知で確認できますが、料金は今後も変更される可能性があります。
つまり、何が重要なのか
DeepSeekの公式APIは、週末を一日中オフピーク料金にしました。平日の特定時間に同じ量を処理する場合と比べ、対象の入力と出力は半額になります。
ただし『週末なら以前より安い』とは限りません。見るべきなのは現在のピークとの差だけでなく、旧料金、処理の締切、運用する人の時間を含めた総額です。
04 / THE CONTEXT
なぜ、今これが重要なのか
AIエージェントは、一つの依頼で何度もモデルを呼びます。調査、下書き、見直し、再実行が重なるため、単価の小さな差でも月間請求では大きくなります。
一方、すべての処理が即時である必要はありません。夜間に回す評価、過去文書の整理、翌朝までに終わればよいレポートは、安い時間へ移しやすい仕事です。
曜日別料金は、クラウドの混雑を平準化する考え方に近いものです。モデルの精度競争だけでなく、計算資源をいつ使うかまで製品設計に入ってきました。
05 / WHAT IT MEANS FOR YOU
私たちには、何が変わる?
たとえば毎週1万件の顧客メモを要約するなら、金曜の日中に一斉処理せず、締切に間に合う範囲で土曜へ移す選択肢が生まれます。
ただし、半額という数字はピーク料金との比較です。8月16日より前の一律料金や他社APIより必ず安いという意味ではありません。
週末に処理しても、結果を確認する担当者が月曜まで不在なら、誤りの発見が遅れます。費用だけでなく、失敗時に止める人と再実行の時間も決めます。
会社では、モデル名と利用量だけでなく、実行日時、キャッシュの命中、入力と出力の内訳を保存すると、曜日を移した効果を正確に比べられます。
07 / NEXT ACTION
今日から、どう動くか
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直近1カ月のAI処理を『即時が必要』『翌朝まで』『週末でよい』の3種類に分ける。
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同じ処理量を平日ピークと週末オフピークで試算し、入力、出力、キャッシュを分けて比べる。
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週末処理には上限金額、停止条件、月曜に確認する担当者を設定し、実行日時と請求を記録する。